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週末になると頭痛?ゆっくり休んでいるのに頭が痛くなる理由と対策

 

「平日は忙しく働いているのに、週末ゆっくり過ごしていると頭が痛くなる…」

そんな経験はありませんか?

 

実はこれ、「週末頭痛(ウィークエンド・ヘッドエイク)」と呼ばれることもあり、意外と多くの人が悩んでいる症状です。

今回はその原因と、簡単にできる対策をご紹介します。

 

■ 週末に頭痛が起こる主な原因

① 睡眠リズムの乱れ

平日に比べて、週末に寝坊したり寝すぎたりすると、体内時計が乱れて頭痛の原因になることがあります。

→ 「休日だから…」と長時間寝るのは、逆効果になることも。

 

② カフェインの摂取量が違う

平日はコーヒーを飲んでいるのに、週末は飲まない。

このようにカフェインの摂取が急に減ると、頭痛が起こることがあります。

 

③ 緊張の反動

忙しい日々を乗り越えて、週末にホッと一息ついたとき、体の緊張が一気に緩んで「反動」で頭痛が出ることもあります。

 

④ 食事や水分の不規則

朝食を抜いたり、食事の時間がバラバラになったりすると、血糖値の変動や軽い脱水から頭痛が起こることも。

 

■ 今すぐできる!かんたん頭痛対策

◎ 寝すぎない・寝坊しすぎない

平日と週末で、起床時間の差を「2時間以内」におさめるとリズムが崩れにくくなります。

 

◎ 朝ごはんを軽くでも食べる

血糖値の急激な変化を防ぐためにも、休日でも何か少し口にしましょう。

 

◎ カフェインは急にやめない

コーヒーやお茶を毎日飲んでいる人は、週末も同じくらいの量を続けるのがベター。

 

◎ 軽い運動やストレッチを

家でゴロゴロしすぎず、軽く体を動かすことで血流も良くなり、頭痛が和らぐこともあります。

 

◎ 水分補給を忘れずに

喉が渇いていなくても、こまめな水分補給が頭痛予防に役立ちます。

 

■ まとめ

週末に頭痛が起こるのは、「休みすぎ」が原因のこともあるのです。

まずは生活リズムを整え、少し意識して過ごすことで、かなり改善される可能性があります。

 

それでも頭痛がひどい、吐き気や視覚の異常がある、いつもと違う痛みがある…という場合は、早めに医療機関を受診してくださいね。

 

世田谷心理カウンセリングルーム

 

頭痛で苦しむ女性の写真