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会議で発言するのが苦手なあなたへ

会議で発言するのが苦手なあなたへ

 

 

職場の会議で、

「意見ありますか?」

「〇〇さんはどうですか?」

と聞かれてドキッとしたこと、ありませんか?

 

頭の中ではいろいろ考えているのに、

いざとなると声が出ない。

そんな自分を「ダメだなぁ」と責めてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

でも、大丈夫。

それは「能力がない」わけでも「やる気がない」わけでもありません。

ちょっとした「心のクセ」や「思い込み」が影響していることが多いんです。

 

なぜ会議で発言するのが苦手なのか?

いくつかの理由があります。たとえば……

 

① 「間違ったらどうしよう」という不安

→ 失敗への恐れが強いと、人前で話すこと自体がプレッシャーになります。

 

② 「自分の意見なんて価値がない」と思ってしまう

→ 自己評価が低くなっていると、どんな意見でも言い出しにくくなります。

 

③ 空気を読みすぎてしまう

→ 「場の雰囲気を壊さないように」と考えすぎて、発言のタイミングを逃してしまいます。

 

苦手なままでOK。でも、ちょっとだけできること

「苦手を克服しなきゃ!」と思うと、それ自体がストレスになります。

まずは「今の自分でもいい」と認めてあげましょう。

そのうえで、できそうなことを一つずつ試してみるのがコツです。

 

▷ 事前にメモしておく

会議前に「一言だけ言いたいこと」をメモしておくと安心です。

話す内容が決まっていると、不安がぐっと減ります。

 

▷ 質問されたら、「はい」と一呼吸

いきなり答えようとせず、「はい、ええと…」と時間を稼ぐのもOK。

その一呼吸で気持ちが落ち着きます。

 

▷ 小さな発言から慣れていく

「それ、いいと思います」

「同じように感じました」

こんな一言でも立派な発言です。まずは小さく慣れていくことが大切です。

 

カウンセリングでできること

もし、「毎回会議が苦痛」「仕事がしんどくなる」

そんなときは、一人で抱えずにご相談ください。

 

当カウンセリングルームでは、

・人前で話すことが苦手

・職場で自信がもてない

・緊張や不安で仕事に集中できない

といったご相談を多くお受けしています。

 

話すことで心が整理され、

自分の中の「思い込み」や「癖」に気づくことができます。

 

まとめ

会議で発言するのが苦手でも、

それはあなたが劣っているということではありません。

自分のペースで、少しずつ慣れていくこと。

そして、時には誰かの力を借りてみること。

あなたの感じている「しんどさ」に、丁寧に寄り添っていきます。

 

🌿 世田谷心理カウンセリングルーム

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